11月3日〜10日で音楽の都、ザルツブルグとウィーンを旅行してまいりました。
その様子を少しではありますがお伝えします。
穏やかな街の雰囲気を感じ取って下さい。

ザルツブルグ編

ザルツブルグに着いたのは夜でした。真っ暗でよく見えませんが、
これが空港です。

ザルツブルグの中央駅。
色は違いますが、ちょっと東京駅を思わせる雰囲気でした。でも前の広場は見た通り広く、スケボーをやってる若者もたくさんいました。

ミラベル宮殿。
1818年の火災により建物全部は残されていません。現在は一部が市役所、図書館として使用されています。

宮殿の内部で、階段にキューピットの像がたくさんあります。このキューピットの頭に手を置くと、子宝に恵まれるという言い伝えがあります。

キューピットの階段を上がっていくと、マドモアゼルというパロック様式の大理石の間があります。 そこは世界で最も美しい結婚式場とされています。
夜はコンサートが開かれ、私もピアノとチェロのデュオのコンサートを聴きに行きました。

ミラベル宮殿の庭園。
「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった所です。 丁度紅葉が綺麗で、ゆっくり庭を歩いたり、ベンチに座って本を読んだりしている人達がいました。

ミラベル宮殿から旧市外へは少し歩きます。
途中橋を渡りますが、風景が綺麗だったので、
写真をパシャッ。

旧市街地でまず訪れたのが大聖堂。
1598年に焼失し、1614年に再建された為、初期バロックとローマ建築様式が混在しています。
モーツァルトもここで洗礼を受けました。

ザンクト・ペーター教会。
ザルツブルグで唯一のロマネスク様式で、この教会一帯には古くから人々が住み、ザルツブルグ発祥の地とも言われています。
696年頃建てられ、ベディクト派修道僧の修道院と共に今日に至っています。

グロッケンシュピール。
州庁舎の鐘楼で、35個の鐘が7:・11・18時にモーツァルトの曲が奏でられます。
残念ながらその時間に居なかったので曲は聴くことができませんでした...。

ホーエンザルツグルグ城塞。
メンヒスベルクの丘に建つザルツブルグのシンボルであり、完全な状態で保存されているものとしては中央ヨーロッパ最大。1077年に着手され、700年に渡る増築により現在の規模になったそうです。
城塞にはケーブルカーで上ることができ、そこからの街を一望できる景色は絶景です。

モーツァルトの像。
グロッケンシュピールの近くにあるモーツァルト広場中央に建っています。
ザルツブルグに生まれた天才作曲家だけに、ザルツブルグはモーツァルトの街と言っても過言ではありません。

こちらがモーツァルトの生家。
ゲトライデ通りという買い物客で賑わう通りに突然表れます。
1756年1月27日にこの家で生まれたモーツァルトは7歳までここで過ごしました。
中には自筆の手紙や楽譜、肖像画やバイオリンが展示されていますが、写真撮影は許可されませんでした。

こちらはモーツァルトが育った家。
1773年〜80年にかけて一家で住んでいました。
中は博物館となっており、やはりピアノなどが展示されています。
オーディオガイドで日本語で説明を聞くことができるのでより詳しく
当時の様子を知ることができます。

これは旧市街地の様子。
とにかく観光地でありながら、穏やかで静かな街。
興味を惹かれるお店もたくさんあり、買い物もかなり楽しめます!

ウィーン編へ続く

オーストリアを旅行するにあたって